Y’s blog

届きますように、この言葉。

Yksi -フィンランド人は傘を差さない-

ブログやってるからには海外行ったら報告がてら、備忘録がてら、見聞きして感じ取ったことは残しておきたい。
ということで、今までどおり思ったことを綴る“色”シリーズとひとりの人を小説仕立てにしてプレゼントする“アルファベット”シリーズとは別に“数字”シリーズを始めます。ややこいね。
ただの数字じゃおもしろくないから、公用語(もしくは公用語と同様に使われている言語)での表記にしていこうかな。これを読めばみんなも世界各地の数字が覚えられるね!あ、そのためには私が世界各地に行って何回も更新しなくちゃいけないのか。

というわけで記念すべき第一弾は、私が今まで行ったことのない国で一番好きな国(だった)、フィンランド!何がそんなに好きなのかって言われるとなんどでもいうけどこれ本当に説明ができない。

好きってそういうことでしょ。

本題入りますね。




12/23 0:50
フィンランドの首都、ヘルシンキに到着。
実は高校のときに留学生としてクラスに来ていたフィンランド人がシェアハウスおいでよ、と声をかけてくれていて、迎えに来てくれることになっていました。朝でいいよって言ったのに。それも、いや、夜中の1時て。

どう考えたって終電終わってる。

関空なら空港泊確定です。

なのに、えっ??????

来てくれてる。意味わからん。
しかも翠陵の制服じゃん。

え?これは2人で空港泊ですか?

内心いやそんなコントみたいな展開あるー?!笑
って思ってたのに、そういう予想を見事に裏切ってくるところが海外来たなって思う瞬間。

なんと、バスが走っている。

この時点で2:30になるかという時間。
いや、昼なのか?もしかして極夜なのか?

次のバスが3:00だから30分後だねって!
それがフィンランドの普通なの?
てかなんであなたも起きてんだ。
夜中もいいとこだわ。

そんなこんなでバスを乗り継ぐまでに、さらなる驚きの連鎖。
いや、バス、常に私たち以外の人がいる。
降りてもまた乗ってくる。
乗り継いだ場所は駅前だったんだけども、

なんと、電車も動いている。

そしてそれを待つ人々の群れ。
乗り継ぎのバスに急ぐとほぼ満員状態。
みんな楽しそうに談笑している。
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え、フィンランド人って寝ないのか?


どうやら、華金からの休日に酒飲んでエンジョイするのは日本人だけじゃないらしい。そりゃそうか。
酒(とお菓子)のために安く手に入るエストニア行っちゃうんだもんな。そりゃそうか。
のわりにアルコール専門店はめちゃめちゃ閉まるのが早い。18:00-20:00の間にきっちりシャッターが降りる。
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すげえ国。
(そして私はこのあとこの酒豪なフィンランド人の洗礼を受けます。80%のアルコール飲んだことある?じゃねえよ!!!サルミアッキ[リコリスのおともだち。同じ名前の世界一まずくて黒い飴が有名]のお酒もここで初めましてします。)
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それに、あれ?
この街、もしかすると

終電なくなっちゃったね、どうしようか

っていう日本人お得意の常套句が使えないんじゃね?
とかいう偏差値低い考えしてしまった。出直します。あ、でも翌日出会ったフィンランド人のジョークは引くほどげすかったです。この人たちにはそんな常套句いらねえよって思いました。偏見です。参考にしないでください。



実際、フィンランド人はめちゃめちゃいい人たち。
私は1発で好きになりました。
好きな国の人たちだーっていうきもち。
なんなら、よくわかんない出どころ不明のアジア人を快く受け入れてくれてる。友達の友達は友達っていうとこなんだろうか。
フィンランド99.99%分からないし、英語も88.88%くらい分からないのに、話しかけてくれる。
女の子は“Pieni~!(フィンランド語で小さいって意味らしい)”って言ってかわいがってくれる。
いや、みんながでかすぎるだけだけど。おまけにびっくりするくらい早足。

店員さんにも去り際に必ず
Kiitos! (ありがとう)”
とか
“Hyvää Joulua! (メリークリスマス)”
って声かけしてて、聞いてる私があったかくなった。いいな、日本でもたくさんききたいな。




さて、タイトルに戻ろうかな。

イギリス人は傘を差さない。

なら聞いたことがあると思うんです。
そもそもイギリスの雨ってそんな強くないことが多くて、降ったと思ってもすぐ止むから。
みたいなのも聞いたことがある人はいるのかも。
いえ、そこに関する真偽は今回置いておきたい。

来てびっくり。外出する初日から大雨で、うわ、まじか、と思い傘を借りたのに、一緒に出たフィンランド人は傘を持っている様子がない。
さらにさらに、
外を歩いていて傘を差しているのは小さな子どもとその母親らしき人物だけ。

いや、雨。
めっちゃ降ってますけど。

フードを羽織っている人もいるけど、大抵は日本人とそんなに装いは変わらない。

なんで差さないの?
って聞いてみても、曖昧な答えしか返ってこない。

そうなんだ、めっちゃずぶ濡れなるやん。
お姉さんとかその服濡れていいの?

って思ったけど風が強いからなんかもう、私も差すのやめました。多分原因の一つはこいつだ。


忘れたくないことがたくさんできてしまって、
全部書き留めたくなってしまって、
話がある程度まとまるようにはしてみたけどなかなか難しい。
まだ滞在日数はあるから、たくさん好きな国のこと書きのこしていけますように。



Kiitos lukemisesta!
Nähdään pian.