Y’s blog

届きますように、この言葉。

एक ek - インド入国トライアル -

f:id:observer-star8:20180316154258j:plain



👳




街ゆく人々がカラフルになる奇祭ホーリー祭なる祭りに参加したいと思ってから早1年。私は生まれて初めてインドに降り立つことに成功した。しかしその降り立ち方はなんとも不格好で、私はスタートダッシュの時点でつまずくことになる。


どういうことか。


日本人は最強なパスポートを持っているので、インドにはなんとアライバルビザというその場しのぎの武器一つで軽々立ち向かうことが出来るのだが、そのチートさに少なからず、いやだいぶインドという強者を甘く見ていた。


なんとこのアライバルビザ、インドに数ある空港のうちたったの6ヶ所(バンガロール、チェンナイ、デリー、ハイデラバード、コルカタ、ムンバイ)でしか通用しないのだ。
クアラルンプール空港にて、最初に空港の職員に「おめえビザ取ってないの?じゃあインドには行けないよ。」って言われたときは「いやアライバルビザ取ろうと思ってるんだけど?」ってちょっと余裕ありげに返したんだけど、どっから湧いてきたんだその余裕。不安になって調べたら、最終到着地はアライバルビザ適用内のコルカタだったけど、その間にトランジットで全然聞いたことないブワネシュワールっていう名の空港がしれっと立ちはだかっていた。


この時点で私はインドに負けている。悔しい。


泣く泣くクアラルンプールからブワネシュワールまでの航空券と、ブワネシュワールからコルカタまでの航空券の2つを破り、新たにクアラルンプール-スワンナプームスワンナプーム-デリーの2枚の航空券を購入することになった。
それもこれも日本にいる間にビザをとっておけばしなかった苦労である。思い立ったが吉日、気づいたらインドに来ていたという人以外は日本にいる間にビザを取ることをおすすめしたい。いや、本来ならちゃんと確認しておくべきだったのか。


問題のアライバルビザ自体は書類提出程度+ビザ代支払い程度で手に入れることができ、分からないことがあっても入国審査官にこれは何?って聞けば教えてくれるので特別難しいことはなかった。
何ならアライバルビザでインド入国を目論む人は日本人ばかりなので何かあれば周りの人に助けを求められる環境がある。


こういうわけで航空券を破った以外はすんなりとインドに入ることが出来た私は、インドの雑踏の中へとバックパックひとつで踏み込んでいくわけなのですが……。





魅惑のインドは誘惑とハプニングの宝庫でした。
詳しくは次回の更新へ続きます⏩





🇮🇳